2013年11月9日土曜日

Androidの外部ストレージ容量不足時のテスト

方針

外部ストレージにダミーファイルを作成して、容量不足の状況を意図的に作り出します。

ダミーファイル作成

ダミーファイルは下記のコマンドで作成します。
adb shellで端末のシェルに入り、ダミーファイルを作成したいディレクトリに移動してからコマンドを実行してください。
dd if=/dev/zero of=dummy.file bs=1048576 count=1000
この例では1GBのダミーファイルを作成しています。
外部ストレージの容量を食い尽くすまで、ファイル名を変えながらコマンドを実行します。
最後の微調整はcountを弄って調整してください。
(bsが1MBなので、10MBならcountを10にします)
動作確認した端末では1GBのダミーファイルを作成するのに2分ほどかかりました。

ダミーファイルの作成をローカルで行ってadb pushで実機に転送する方法もありますが、僕の確認した環境ですと
ダミーファイル作成:1秒
ファイル転送:3分
となり、遅くなってしまったので端末側でダミーファイルを作成する手順にしています。

まとめ

いまどきのストレージ容量の大きな端末では、ダミーファイルで埋めていくのが大変かと思います。
一昔前の端末 + 容量の小さいMicro SDカード(試供品で付いてくるやつとか)
があるとテストが捗るかもしれません。

エミュレータで外部ストレージ容量の小さいイメージを作成してテストするとかも有効かもしれませんが、実機でもっとスマートな方法をご存知でしたら教えてください。

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