2015年5月15日金曜日

Oculus Mobile SDK Unity IntegrationのProjectSettingsを差分ツールで眺めてみた


はじめに

 新規プロジェクトの場合はプロジェクト作成時に忘れないようにProjectSettingsを上書きすれば良いですが、既存プロジェクトをGear VRに移植する場合は既存のProjectSettingsにOculus Mobile SDK Unity IntegrationのProjectSettingsの設定を適用したいケースもあるかと思い調べてみました。

環境

Oculus Mobile SDK 0.5.1
Unity 4.6.5p1

調査方法

 Unity 4.6.5p1で新規作成したプロジェクトのProjectSettingsとOculus Mobile SDK Unity IntegrationのProjectSettingsを差分ツールで比較。
※Oculus Mobile SDK Unity IntegrationのProjectSettingsはUnity 4系のものであると思われるため、Unity 5ではなくUnity 4.6.5p1と比較
※新規作成したプロジェクトのProjectSettingsディレクトリ配下のファイルはバイナリ形式であるため[Edit] - [Project Settings] - [Editor]の[Asset Serialization]のModeを[Force Text]に変更してから差分ツールで比較を実施
※Oculus Mobile SDK Unity IntegrationのProjectSettingsはテキスト形式

差分

・InputManager.asset
 [Edit] - [Project Settings] - [Input]
  ここは上書きでも良いかなと思うので割愛

・TagManager.asset
 [Edit] - [Project Settings] - [Tags and Layers]
  Layers
   User Layer 8:IgnoreBlobShadow

・QualitySettings.asset
 [Edit] - [Project Settings] - [Quality]
  ここは上書きでも良いかなと思うので割愛

・EditorSettings.asset
 [Edit] - [Project Settings] - [Editor]
  Version Control
   Mode:Visible Meta Files(Gear VRと特に関係無さそう)
  Sprite Packer
   Mode:Disabled

・NavMeshAreas.asset
 Oculus Mobile SDK側にのみ存在

・ProjectSettings.asset
 [Edit] - [Project Settings] - [Player]
  ここは上書き後に必要な項目を修正した方が効率良さそうなので割愛
  Company Name/Product Name/Icon/Bundle Identifier等

まとめ

Input/Quality/Player設定の上書きが許容できるのであれば、差分はそんなに多くない。

2015年4月2日木曜日

360度動画の底にロゴを表示する

環境

・Mac
・Blender 2.74
・Premiere Pro CC 2014

手順

1. Cycles Renderに切り替え


2. Lensの設定
 カメラを選択して
 [Panoramic]
 Typeを[Equirectangular]
 に設定


3. Circleを作成
 3D View上で[shift]+[A]
 [Mesh]-[Circle]


 円を滑らかにするために[Vertices]を256
 デフォルトでは面が無いので[Fill Type]を[Triangle Fan]にして面を作成



4. UV展開
 作成したCircleを選択した状態で[tab]キーでEdit Modeへ
 [UV Mapping]で[Cube Projection]を選択


5. マテリアル作成
 [New]からマテリアルを作成


 [Color]の右端のボタンをクリック
 [Image Texture]を選択


 ロゴ画像を指定


 画像はみかんにゃさんの「ずん子マーク2」を使わせて頂きました。
 【ずんきょ】みかんにゃさんのイラストを追加しました! | 東北ずん子ポータル
  http://t-zunko.moe/2015-03-11-mikannya

 3D ViewのViewport Shadingを[Material]に変更


 テクスチャが表示されるとこんな感じ


6. カメラの位置・角度調整
 カメラを選択してスクリーンショットの通りに位置・角度を調整
 ※このメニューは3D Viewで[N]キーを押すと表示される


7. ライトの位置・角度調整
 ライトを選択してスクリーンショットの通り位置・角度を調整


8. レンダリング解像度と透過の設定
 解像度を設定
 ロゴ以外の部分は透過でレンダリングして動画に合成したいので
 [Film]の[Transparent]にチェック



9. レンダリングと画像書き出し
 レンダリング実行


[F3]キーで画像を書き出し


10. Premiereで合成
 Blenderで書き出したロゴをPremiereのタイムラインにドラッグ&ドロップ
 動画の尺にロゴ画像を合わせる


仕上がり

アキバ ホコ天(2015.03.22) | ハコスコストア


最後に

 Blender Lv.1なのでツッコミお待ちしております。
 そもそも、Blender使わなくてももっと簡単に出来るよ!とかあれば教えてください。

2015年3月26日木曜日

AndroidなUnityのGamepad for Nexus Player キーアサイン

環境

Unity 5.0.0p2
Nexus 5(Android 5.1)

キーアサイン

joystick button 0(Fire1)
A
joystick button 1(Fire2)
B
joystick button 2(Fire3)
X
joystick button 3(Jump)
Y
joystick button 4
L1
joystick button 5
L2
X axis
Analog Stick Left ←→
Y axis
Analog Stick Left ↑↓
3rd axis
Analog Stick Right ←→
4th axis
Analog Stick Right ↑↓
5th axis
←→
6th axis
↑↓
7th axis
L2
8th axis
R2

因にペアリングをクリアして他の端末とペアリングしたい時は
電源ONの状態で「戻る」ボタンと「ホーム」ボタンを押しながら
「電源」ボタンを長押しのようです。
そうするとLEDx4が点滅に変わってペアリング待ちの状態になりました。

Unity Remote 4経由でゲームパッドの入力取れたらデバッグ楽かな
と思って試してみたけど出来ないようです。